U−22 香港戦を終えて
Life is Japan blue
前半の眠くなるほどの単調さ、後半のリズムに乗った攻撃。
試合を通してみればプラスマイナス0というのが率直な感想。
閑散とした国立競技場がこの世代への期待の薄さを物語っていた。
確かに前半のような試合内容ではお金を払ってまで観に行こうとは思わない。
それでも寒い中最後まで声援を送り続けたサポーターはわずかな可能性を感じて
スタジアムを後にすることができたと思う。
今日の試合で評価すべき点は"試合の中で修正できた"こと。
ボールを持った選手へのサポートがなく数的優位が作れない、オフザボールの動き
も少ない(質が悪い)為パスの出しどころがない。その結果選手1人1人が孤立
してしまいリズムが全く感じられなかった前半。
1人気を吐いていた水野晃樹(18)が何度も攻撃の起点となり、その個人技で
スタジアムを沸かせる場面もあった。それでも前線に入るクロスはそこに
"止まっている"平山相太(9)めがけてフワリとしたものがほとんどで、これでは
いくら香港が相手といっても1点取るのがやっと。そんな雰囲気が漂っていた。
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後半開始から李忠成(24)に代わって家長昭博(14)が入る。ここから少しずつ
攻撃にリズムが生まれ始める。前半ほとんど見られなかった大きなサイドチェンジ、
ミドルシュートなどが見られるようになり、同じく前半は少なかった左サイドの
本田圭佑(8)の攻撃参加の機会も多くなった。さらに後半20分頃、
増田誓志(7)がピッチに入ってからはますます日本の攻撃が面白くなる。
1タッチ、2タッチでパスを回せるようになり、疲れが見えていた香港のDFを
簡単に置き去りにした。今日の試合では家長と増田、この2人の存在が大きかった。
3点目となった後半38分のゴール、平山が放ったシュートがDFに当たり、
そこに跳ね返ってくるのを狙っていたかのように家長がボールに駆け寄る。
シュートを打つこともできたけど、GKの動きを見て増田にパス。ボールを
受けた増田は無人のゴールに落ち着いてシュート。
"したたかさ"やゴール前の"落ち着き"、若く経験が少ない選手がなかなか
持ち得ないものを見せつけてくれた瞬間だった。
もちろん後半のような試合展開を最初からやれれば問題ないのだけど、親善試合
などではない結果が求められる"本番"で前半の問題点を修正できたこと、そして
反町監督の的確な選手交代によって後半に2点を追加できたこと。
これが香港戦の収穫。
まだまだ成長を続ける若い選手たちなのでもう少し長い目で見守ってみよう。





