続・プレイバックW杯2006 決勝トーナメント編
Life is World Cup 2006 !!
前回の続き。
6.24 今大会最高のゴール
決勝トーナメント1回戦アルゼンチン×メキシコ戦でそのゴールは生まれた。
1-1のまま突入した延長前半、左サイドのソリンが大きく右へサイドチェンジ。
そのボールを受けたマキシ・ロドリゲスは胸でトラップしたボールを迷わずシュート。
誰もが意表をつかれたきれいなゴールだった。
◆写真: ゴールを決めるロドリゲス、その時マラドーナは
6.25 イエロー16枚、退場者4人
カードが乱れ飛びW杯最多となる4人の退場者を出したのはポルトガル×オランダ。
退場者特設ベンチ?でデコとファン・ブロンクホルストが語り合う場面も。
◆写真: もめる選手達1、もめる選手達2、もめる選手達3
6.26 終了間際のPK
0-0のまま延長に突入すると思われたイタリア×オーストラリア。ロスタイムに
トッティがPKを決めてイタリアが劇的な勝利を収めた。この試合で何よりも
覚えているのはPKの場面でオーストラリアのベンチ前へ行きヒディング監督と
PKを見守ったガットゥーゾ。この辺りからにわかにガットゥーゾブームが始まり、
「ガットゥーゾ」検索のみで1日200アクセスを越えていた頃。
◆写真: ゴール後のトッティ、ヒディングとガットゥーゾ
6.27 ガーナの挑戦
"死のグループ"となったグループDを勝ちあがり、決勝トーナメント初戦で
ブラジルと対戦したガーナ。サプライズを起こすことはできなかったけど、初出場で
果敢にブラジルに立ち向かった姿は印象的だった。
◆写真: ボールに飛びつくガーナ選手
6.30 レーマンとカーンの固い握手
ドイツ×アルゼンチン、PK戦の前にレーマンを励ますカーン。別に普通のこと
だけど、大会前から正GKの座を争い目もあわせないほどの険悪な雰囲気だった
この2人の固い握手は特別。
◆写真: カンビアッソのPKを止めるレーマン
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7.1 イングランドのジンクスは続く・・・
2002年W杯でブラジルに敗れ、EURO2004ではポルトガルにPK戦の末
敗れ、そして2006年W杯ではまたしてもポルトガルに・・・2002年以来
イングランドはスコラーリ率いるチームに敗れて大会から姿を消している。ルーニー
のレッドカード、ベッカムの涙、リカルドのスーパーセーブ、見所満載の試合だった。
◆写真: 退場時のルーニー、ベッカム号泣
参照エントリー:2006.7.2 「ジンクスは続く・・・」
7.4 『感情がほとばしるような素晴らしい試合だった』
準決勝ドイツ×イタリア、イタリアの1点目を見事なパスでアシストしたピルロの
試合後のコメント。個人的にこの試合は今大会のベストゲーム。中でもピルロの
グロッソへのパスは朝から鳥肌ものだった。
◆写真: ゴールを決めたグロッソとピルロ、涙のバラック
7.8 『自分のキャリアの中で最も辛いW杯だった』
3位決定戦で初めて地元開催のW杯に先発出場したカーンのコメント。控えで
チームを見守ってきて、最後の最後に印象に残る活躍をした。
日本代表より先に3位決定戦のピッチに立った上川主審も冷静に試合を裁いた。
◆写真: 試合後のカーンとフィーゴ、カードを出す上川主審
7.9 予想外の結末
ジダンのラストゲームがあんな結末になったとしても、ジダンが偉大な選手だった
ことに変わりはない。そして優勝したイタリア、キャプテンのカンナバーロが
「働き者のチームだった」と言うようにとにかくよく走り、全員で守備に攻撃に
奮闘した。このW杯での12得点が11人の異なる選手から生まれているのも
そのことをよく表している。
◆写真: ピッチを去るジダン、優勝の瞬間、ガットゥーゾとマテラッツィ
参照エントリー:2006.7.10 「自らトロフィーを手放したジダン」
こうしてふり返ってみるとやっぱりいいW杯だった。
今後語り継がれるような選手達のラストプレーを、そこで起こった出来事を目撃した。
「ALL FOR 2010!」
先日決定した2010年W杯へ向けての日本代表キャッチフレーズ。
もう次のW杯へ向けて動き出している。
今年1年このブログを見ていただいた方、コメント、トラックバックを下さった
みなさん、本当にありがとうございました。
2007年も皆さんにとっていい1年になりますように。
そして今年以上にいい試合をたくさん見れますように。
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